新型コロナウイルス感染症拡大による休校長期化で生じた学習の遅れを取り戻すため、文部科学省が、教科書の内容を授業で取り扱う部分と、家庭学習など授業以外で学ぶ部分に仕分けたことが4日、関係者への取材で分かった。学校行事や、夏休みなど長期休暇の確保と年度内での履修の両立を促す狙い。学習モデル案をまとめ、全国の教育委員会などに示す。
休校期間は地域でばらつきがあり、状況に応じてモデル案を活用してもらう。関係者によると、文科省が教科書会社と連携し、教科書を精査したところ、記載の1~2割程度は授業以外でも学べることを確認。学習内容は減らさないようにした。
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